巨人・阿部監督 キャベッジ2発5打点も痛恨落球に苦言「フライを捕ってくれれば言うことなかった」

 「中日8-5巨人」(29日、バンテリンドーム)

 4番が2発5打点の活躍も、指揮官は失点につながった拙守に苦言を呈した。巨人は初回1死一、二塁で4番・キャベッジが先発・大野から右翼席へ先制9号3ラン。先発・西舘が2被弾を含む6失点の乱調で逆転を許すも、3点を追う六回1死一塁でも10号2ランを放ち一時1点差に迫った。

 好調な打撃に「来た球に対して自分のスイングをすることを心がけている。プロセスにフィットしている」とキャベッジ。ただ、五回無死で石伊の左翼への飛球をグラブに当てて落球(記録は二塁打)。その後の失点につながるミスもあった。

 阿部監督は「フライを捕ってくれれば言うことなかった。記録にはなっていないけどエラーだよ」と指摘。連勝が3で止まり再び借金1。「もう一回詰めていかないと痛いミスになっちゃう」とチームの引き締めを誓った。

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