ヤクルト・村上 いきなり復帰弾!4番スタメン1打席目で今季1号「ホッとしています」 チームは3年ぶり7連勝
「DeNA1-5ヤクルト」(29日、神宮球場)
いきなり打棒が爆発した。上半身の故障で戦列を離れていたヤクルト・村上が約3カ月半ぶりに1軍復帰し「4番・三塁」で先発出場。先制のソロを放ってチーム3年ぶりの7連勝に貢献した。「僕が帰ってきて負けたら何を言われるか分からないので、必死に頑張りました」と笑みを浮かべた。
二回の第1打席。「来た球を打つ」と決め、東の甘い直球を豪快に振り抜き、左翼席中段に運んだ。今季出場2試合、5打席目での1号を含めマルチ安打もマーク。「すごいプレッシャーだったのですごくホッとしています」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
今季は故障を抱えて開幕2軍スタートとなり、4月17日・阪神戦で復帰したが再発し1日で離脱。長い2軍生活を「今日の1日を一生懸命、生きる」という目標を掲げて調整に励んできた。「引退した時にあんまり試合に出られなかったなって振り返る期間になると思う。もっともっと長い野球人生があると思う。もっともっと頑張ります」と意気込む。
主砲が、大逆襲を目指す最下位のチームを強引にけん引する。





