ロッテ・ドラ1西川が待望のプロ1号「素直に嬉しいです」 初の4番起用に応える一発 岸から粘って粘って12球目を左翼へ
「ロッテ-楽天」(30日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの西川がプロ入り1号ソロを放った。
初めて4番に抜てきされ、3点を追う四回の第2打席。楽天先発・岸に対してフルカウントからファウルで6球粘って、12球目。131キロの真ん中低めのスライダーをすくい上げるようにとらえ、左翼席に運んだ。
「打ったのはスライダーです。先頭だったのでなんとか塁に出ようと思っていましたし、自分のゾーンを分かった上で来た球をしっかり振り抜こうと思っていました。もう素直に嬉しいです」
西川は青学大からドラフト1位で入団。1年目の今季は開幕1軍を果たしたが2度の2軍降格を味わいながら状態を上げた。6月17日に打率・138だったが、この日試合前の段階で打率・267まで上昇した。
本塁打については「自分では欲しいとは思うんですけど、それより絶対にヒットを積み重ねていくことが大切だと思うので、その延長で。やっぱり1本1本の積み重ねが結果的にホームランになってくれたら嬉しい」と話していた。202打席目で飛び出したプロ初本塁打だった。





