ロッテ・ドラ1西川がプロ1号 絶叫に「嬉しい気持ちが出ました」 チームは敗戦「あした東京ドームで勝てるように」

 「ロッテ5-8楽天」(30日、ZOZOマリンスタジアム)

 最下位ロッテは5位楽天に連敗し、ゲーム差は7・5に広がった。

 明るい材料はプロ入りして初めて4番に座ったドラフト1位の西川が左越えにプロ1号ソロ。プロ入り55試合目、202打席目での待望の一発。「塁に出たいなっていう思いが1番強かったんですけど、ホームランになってくれて良かったなと思います」と振り返った。

 3点を追う四回1死で迎えた2打席目。楽天先発・岸に対してフルカウントからファウルで6球粘って、12球目の131キロの真ん中低めのスライダーを捉えた。「タイミングをずらすことが上手いピッチャー。真っ直ぐはファウルでいいと思って、変化球は引っかかってくれれば」。狙い通りの一撃だった。

 高々と舞い上がった打球が左翼フェンスを越えると、絶叫して喜びを表現。「ホームランはなかなか出なくて、ここで初めて出たっていうのはすごく嬉しかったですし、3点ビハビハインドの中で、自分が何としてもチームの流れを変えようと思って打席に入ったので。嬉しい気持ちが出ました」と明かした。

 待望の1号。それでも「やっと1本出たなっていうのはもちろんありますけど、やっぱチームが勝てないっていうのが、正直、そっちの方がやっぱ今日の試合もすごく強い」と喜びよりも敗戦の悔しさの方が先に立つ。

 「5位の楽天と差を縮めるためには、この3連戦を勝たないといけないと思っていたので。2連敗しちゃったんですけど、明日また東京ドームで最後勝てるように、また準備してやっていきたいなと思います」。責任感の強い若き主砲は、チームを引っ張る思いだ。

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