イメージ激変!夏の甲子園最多出場校の白帽子&白アンダーシャツが斬新 酷暑対策にファン「各校へ広がるのかな」「北海も変えたのか」

 第107回全国高校野球選手権大会の甲子園練習が31日、甲子園球場で行われ、夏の甲子園最多出場を誇る北海が帽子とアンダーシャツの色を変更してグラウンドに立った。

 平川敦監督は「暑いのでどれぐらい効果があるか分からないんですけど、やっぱり違う。一番戦いやすい環境をつくるので、帽子やシャツを変えて、という形にした」と酷暑対策による変更だと説明。監督自ら希望した変更で、同ユニホームは今夏限定だという。伝統を変えることになったが「優先順位を何で考えるかで。一番良い環境で試合に臨みたいということがあったので、これで(伝統を)変えるわけでもないですし、熱中症対策というのもある」と語った。

 2年ぶり41度目の出場となる北海。斬新な姿にファンも「各校へ広がるのかな」「北海も変えたのか」といった声があがった。昨夏も広陵が白帽子&白アンダーシャツに変えて甲子園に臨んでいた。

 日本高野連のルール改正で2020年シーズンからホワイトカラーのスパイク使用が解禁。同年はコロナ禍で大会が開催されなかったが、解禁後初となった21年の夏の甲子園では48校中41校が白スパイクを着用した。スポーツ用品大手・ミズノは気温32度の炎天下での黒スパイクと白スパイク温度差を検証。1分ごとに内部と表面の温度測定をすると、6時間でともに約10度も白の方が低いというデータが出ていた。

 今回の白帽子&白アンダーシャツも効果が得られれば、一気に他校へ波及する可能性もありそうだ。

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