二宮和也が始球式 左腕からストライク投球に「100点です」ライブで慣れ親しんだ東京ドームに「結構新鮮。うちわとペンライトっていうものに囲まれて育ってきた人間なので」
「ロッテ-楽天」(31日、東京ドーム)
俳優の二宮和也(42)がファーストピッチセレモニーに登板した。
ロッテの黒の限定ユニホーム姿で登場。打者・藤岡を相手に左腕から綺麗なフォームで虹色のボールを投げ込んだ。内角に決まる文句なしのストライクだった。
投球を「100点です」と自己採点。「いつもと違う立場と環境で、やることも違ったのでちょっと緊張しましたが、その前にちょっと練習できたのがすごく大きくて、それでなんか練習のことを思い出しながら無事投げることができました」と振り返った。
東京ドームはライブで何度も訪れた場所。それでも「いつもと違うなと思ったのは、お客様が当然なんですけど、野球なので全員が座ってらっしゃるっていう空間が自分にとっては結構新鮮で。うちわとペンライトっていうものに囲まれて育ってきた人間なので、そうではない環境っていうのはなんか逆に、色々こう、見えるといいますか。しかも選手の方々にも見られているというのは、またとない空間でしたね」と話した。
この日はガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社(ガンホー)の冠協賛試合「ガンホースペシャルナイター」として開催。二宮はガンホーのスマホゲーム『パズドラ』のイメージキャラクターを務め、TVCMに出演中であることから登板が実現。巨大ガチャマシーンからボールを取り出す演出もあったが、最初は金色のボールを手に取り、やりなおして虹色のボールを取り出した。
「欲を言えば(ガチャは)このタイミングではなかったかなと思ってます。こっちは投げる事で精一杯なんで、とにかくこのまま完遂することが僕の中では今回の至上命題だったので、1回金の玉を取って虹をとってくださいみたいな、ほんとに焦りました」と明かす。
続けて「ただ、考えてみたら、確かにガンホーさんに呼ばれて、今回僕はこう、こういう企画をいただけたと思ったんで。そういうゲームをやってる人間でも、野球経験があってボールを投げることができるんだという風に思っていただけるように一生懸命投げました」と話した。
会見の終わりには「素晴らしい時だったと思います」と晴れやかな笑顔を見せていた。





