巨人・阿部監督「ちょっと守備だらしない」「申し訳ないけどプロだからね」落球の湯浅、ベースカバーを忘れた井上に苦言
「中日7-6巨人」(31日、バンテリンドーム)
まさかのサヨナラ負けを喫した巨人・阿部監督は「ちょっと守備だらしないね」と苦言を呈した。
延長十回、先頭・石伊の右翼線に上がった飛球に対し、打球を追った二塁・湯浅が捕球直前でひっくり返るような姿勢になって落球。申告敬遠、犠打、申告敬遠の1死満塁から、ボスラーにサヨナラの中犠飛を許し、先に敗れていた首位・阪神とのゲーム差を詰めることに失敗した。
指揮官は「使ってるのは俺だから申し訳ないけど。(五回の)井上のベースカバーも含めてそうだね。ガキの使いじゃないからね。申し訳ないけどプロだからね。その辺はしっかりやってもらわないと、こういう結果になっちゃうよね」と、五回無死一塁から併殺コースと思われたボスラーの一ゴロで一塁ベースカバーに入らなかった井上のミスも厳しく指摘した。
2点リードの九回は守護神・マルティネスが細川に同点2ランを被弾。「防げたっちゃ防げたと思うし、最後、湯浅も俺が使ったからな。ドームでフライが捕れないんじゃ、どこで捕れんだって話だから」と、怒りをにじませた。





