ロッテは3連敗 借金ワーストタイの19に逆戻り 打線は5点差追いつくも益田が決勝点献上 吉井監督「ちょっと入りが弱かった、いきなり長打を打たれて苦しくなった」

 7回、投手交代を告げる吉井監督(撮影・開出牧)
 9回、村林に勝ち越し犠飛を許した益田
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 「ロッテ5-6楽天」(31日、東京ドーム)

 ロッテがカード3連敗。借金はワーストタイの19となった。0-5から同点に追いつく粘りは見せたが、九回、益田が先頭の中島に二塁打を浴び、1死三塁から村林の犠飛で決勝点を献上した。

 吉井監督は益田について「ちょっと入りが弱かったですね。入りは球速も出ていなかったし、制球もあんまりよくなかったんで。いきなり長打を打たれちゃったんで、ちょっと苦しくなったですね。(走者を許してから)速い球、強い球を投げていたんですけど、頭から出せるようにやってもらいたいです」と話した。

 先発のサモンズは六回までに4被弾5失点と試合を作れなかった。「ホームランは関係ない。関係ないけど、失点ですよね。先取点取られると苦しくなっちゃうので。もうちょっと先発は頑張ってほしいですね」と奮起を促した。

 打線は0-5で迎えた六回にソトの適時内野安打で1点をかえすと、七回は山本、安田の安打と四球で2死満塁とし、藤原の押し出し四球、寺地の三塁への適時内野安打で2点差。さらに満塁からソトが左越え2点二塁打を放ち同点とした。

 「打線は粘って頑張りました。ただ、先発(庄司)をやっつけたかったですね。先発が代わってからなので。頑張ったは頑張ったんですけども、ゲーム展開からいくとちょっと苦しかった」と序盤に庄司を攻略できなかったことを課題とした。

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