広陵 SNSの誹謗中傷に法的措置も検討「事実と異なる内容、関係しない生徒への誹謗中傷も見受けられます」

 第107回全国高校野球選手権の出場を辞退した広陵は16日、公式ホームページを更新。1月に発生した暴力事案に関して改めて調査を予定していることを発表した。

 また、SNSで拡散されている画像や投稿には事実と異なる内容や関係しない生徒への誹謗中傷も行われているとし、法的措置も含めて対処すると伝えた。

▽広陵の声明は以下。

 本校硬式野球部に関し、これまで調査により認定し公表しております部員間の暴力を伴う不適切な行為につきましては、改めて調査を予定しております。また、本校は、硬式野球部の指導体制の抜本的な見直しを図るべく検討をしております。現在、第三者委員会などで調査していただいている事案につきましては、全面的に協力してまいります。

 なお、学校運営に関するご批判は謹んでお受けし、真摯に取り組んでまいりますが、現在、SNS等で発信されている画像や投稿の中には、事実と異なる内容、憶測に基づく投稿、生徒及び職員の写真等を報道等から盗用した投稿、関係しない生徒への誹謗中傷も見受けられます。このような行為は、生徒の人権と学校の教育環境に深刻な影響を与えるものであり、決して容認されるものではありません。

 本校は、根拠または正当な理由を欠く名誉毀損や学校、職員及び生徒に対する加害行為の予告・煽動等に対しては、生徒及び職員の名誉と安全を保護するため、法的措置を含めて対処いたします。

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