夏の甲子園 沖縄尚学が死闘制し2年ぶり8強進出!2年生エース・末吉が169球の熱投&2桁Kで劇勝呼ぶ 比嘉監督「末吉の粘りの一言に尽きる」春夏通算30勝目

 「全国高校野球選手権・3回戦、沖縄尚学5-3仙台育英」(17日、甲子園球場)

 沖縄尚学が延長タイブレークの死闘を制して23年以来となる夏の甲子園8強に進出。春夏通算30勝目をあげた。

 九回にエース・末吉が1死一、二塁のピンチを招くも、鮮やかに切り抜けて延長戦に突入。十回も1死満塁、サヨナラのピンチでスクイズをファウルにし、一直併殺でスコアボードにゼロを刻むとマウンドで雄たけびをあげた。

 そして十一回、敵失で勝ち越しの1点を奪うと宜野座が左越えの適時三塁打で一気に2点を勝ち越した。その裏、球数が160球を超えていた末吉が沖縄尚学の反撃を封じた。死闘を制して満面の笑みを浮かべたナイン。スタンドからは大きな拍手が降り注いだ。

 沖縄尚学は初回、ここまで今大会無失点だった末吉が先制タイムリーを浴びた。追う展開となったが、すぐさま同点に追いつくと、三回には比嘉の左越えエンタイトル適時二塁打で勝ち越しに成功した。

 その後、逆転を許したが七回に真喜志が同点タイムリーを放って試合を振り出しに。再三チャンスを作りながらもなかなかあと一本が出ていない状況だったが、価値ある一打で流れを変えた。

 末吉は140キロ台中盤のストレートを軸に2桁奪三振をマーク。仙台育英・吉川との壮絶な投げ合いを制した。

 「末吉の粘りの一言に尽きる」と比嘉監督。169球の左腕は「少し疲れました」とはにかみ、仙台育英・吉川との投げ合い「追い込んでから空振りを取れる。素晴らしいピッチャーだなと思いました。負けたチームの人たちの思いを受け継いで戦いたい」と力を込めた。

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