レジェンドトークショー実現 巨人OBの松井秀喜氏と高橋由伸氏 松井氏 将来の監督就任について直撃されて言及

 巨人OBで米大リーグ・ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(51)と巨人元監督・高橋由伸氏(50)によるレジェンドのトークショーが都内で開催された。週刊ベースボール創刊4000号記念企画として実現した。

 約1000人が集まった都内の会場は、くしくも松井氏の巨人入りが決まった1992年のドラフト会場の同じ場所だった。巨人、阪神、中日、ダイエー(現ソフトバンク)から指名を受け、当時の巨人・長嶋監督が当たりくじを引き当てた。

 松井氏は「私タイガースファンだった。一瞬ちょっとテンション下がりました」と明かして会場を沸かす。その後、長嶋監督から連絡があり「待っている」と伝えられ「その一言で切り替わりました」。長嶋氏と松井氏の黄金の師弟コンビがスタートした瞬間だった。

 長嶋氏は6月3日に肺炎のため89歳で死去した。その際に松井氏は「生前、約束したこともあります」と明かし、約束を果たすと誓った。これが将来の巨人監督就任では、と大きな話題を集めた。この日、司会者から巨人の監督就任について聞かれた松井氏は「皆さんとの共通認識として阿部ジャイアンツを応援する。大事な後輩」と阿部巨人に配慮しつつ、言葉を選びながら本音を明かした。「(将来は)正直分かりません。ジャイアンツをよくしたい、いいチームにしたい気持ちは持っています。監督との約束がなんだといえば言えない」。監督との「約束」を発言したことについて「言わなきゃ良かった。気持ちが高ぶってて言っちゃった」と苦笑いを浮かべる。それでも「ジャイアンツの未来に自分が関わっても不思議じゃないと思います」と将来の監督就任を“否定”はしなかった。

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