日本ハム疲労完敗…激痛完封負け ソフトBにM18点灯許す 台風遅延悪夢の新幹線7時間移動影響?攻守にミス連発 試合開始1時間半遅れ、決着は午後11時

 「オリックス2-0日本ハム」(5日、京セラドーム大阪)

 日本ハムは攻守にミスが響き、痛恨の今季10度目の完封負け。首位ソフトバンクとのゲーム差は3に開き、ソフトバンクに優勝マジック18点灯を許した。

 踏んだり蹴ったりだった。台風15号の影響によりチーム移動の交通手段が大幅に遅延。球団によると午前10時半に東京駅出発の新幹線が遅れ、11時40分に出発。午後0時35分ごろに運転見合わせのため静岡駅に停車。午後3時に運転が再開され、静岡駅を出発し、午後5時20分に新大阪駅に到着。京セラドームには午後6時5分に到着したという。シーズン佳境を迎えている肉体に負担を掛ける悪夢の新幹線7時間移動となった。

 試合開始は予定の午後6時よりも1時間半遅らせた午後7時30分となったが、試合はどこか集中力を欠いた内容に。三回に1死三塁の先制好機を迎えたが、五十幡のバント見送りに、三走の山形が飛びだしてしまい、戻り切れずタッチアウト。新庄監督も思わず大きく息をついた。その後も好機に一本が出ない展開が続くと、五回1死一、三塁のピンチで捕手の田宮が盗塁を刺そうとした二塁への送球が大きく上にそれて悪送球に。先制を許すと、その後、西川に適時打を浴びて2点目を失った。

 2点を追う九回に1死満塁の絶好機を作ったが、代打・マルティネスが併殺に倒れた。試合終了は午後11時だった。

 試合後、新庄監督は「昨日試合終わって、新幹線7時間の移動。負けはしましたけど、ケガがなかったから本当によかった。それが1番。練習もできなくて。まあこういう展開になる。準備が大事ということがわかったという試合。こういうトラブルも人生生きてたらありますよ。明日デーゲームなんで、行きましょう」と前を向いた。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス