今季限り引退の三上が先発 降板後巨人ベンチに頭を下げ、オイシックスナインから労われて感慨深げ
「イースタン、巨人-オイシックス」(10日、ジャイアンツタウンスタジアム)
今季限りで現役を引退する2軍公式戦に参加しているオイシックス・三上朋也投手(36)が先発した。
「三上~」と大きな声援が起こる中、マウンドへ。初回先頭・巨人のドラフト1位・石塚(花咲徳栄)を相手に5球投げ、遊ゴロに打ち取って降板した。スタンドから「三上さん、ありがとう」と声援が起こった。マウンドを降りると古巣の巨人ベンチに頭を下げ、オイシックスの同僚たちに労われると感慨深げな表情を浮かべていた。
三上はDeNA、巨人で通算368試合に登板した右腕。県岐阜商から法大、JX-ENEOS(現ENEOS)を経て、2013年度ドラフト4位でDeNAに入団。主にリリーフとして活躍し、23年に巨人入りした。昨季からオイシックスに加入し、球団を通じて「幸せなプロ野球人生を送ることができた。最後の一球まで野球と向き合う」とコメントしている。
1軍での通算成績は10勝16敗23セーブ、121ホールド。





