野村祐は“オレ流”調整…2桁勝利へ
広島・野村祐輔投手(23)が31日、宮崎・日南入り。2年目のキャンプもマイペース調整で臨むことを示唆した。
昨春キャンプのブルペン入りは、全投手の中で最後。初の実戦はキャンプ最終日、2月28日の紅白戦(日南)だった。「去年は体ができていなかった。今年は去年より体ができている」と言うが、「焦ってやるつもりはない」とも話した。
年明けは1月23日まで母校・明大で体幹を鍛える練習に重点を置き、1年間フルに戦う土台を作った。ただ投球は遠投までで、ブルペン入りはなし。今年はキャンプ初日から代表候補の前田健、今村らを始め、主力級もほぼ全員がブルペン入りを予定しているが、野村は「入れたら入る」と言うにとどめた。
昨季は9勝を挙げ、新人では46年ぶりとなる1点台となる防御率1・98を残して新人王に輝いた。2桁勝利がノルマとなる今季も“オレ流”を貫く。