マエケン最終調整…全球種試して0封だ
「WBC壮行試合、日本-豪州」(24日、京セラ)
WBC日本代表の前田健太投手(24)が23日、先発する24日の豪州戦で、全球種を使い、無失点に抑えることを誓った。先発が予定されている3月3日・中国戦前、最後の調整登板となる。
マエケンは「内容、結果を求めていいピッチングをしたい。不安を持ったまま、大会に臨みたくない」と決意を口にした。「(球種は)全部しっかり投げられるように。明日(24日)で完成させたい」と準備を整える。
合宿当初は調整遅れが不安視されたが、この日は明るい表情で今村相手に遠投を行い、ダッシュをこなした。「コンディションはいいです。ベストに近い」と状態のよさを強調した。
17日の強化試合では球威不足を露呈したが、その後の投げ込み、走り込みで徐々に仕上がりつつある。心配される右肩の張りも「問題ない」。豪州戦で本番への総仕上げに入る。