「ＤｅＮＡ６‐２広島」（11日、横浜）

　ＤｅＮＡが３連敗でストップ。広島は３連勝で止まった。

　ＤｅＮＡは四回、ラミレスの２点適時打と鶴岡の適時二塁打で３点を先制。五回には金城の適時二塁打、六回には多村の代打１号２ランで加点した。先発の小杉は６回無失点の好投で今季初勝利。広島は先発・野村が５回４失点で２敗目を喫した。

　野村は一回から三回まで毎回先頭打者に安打を浴び、四回も中村に死球。続くブランコの中前打で一、二塁とし、さらに暴投で二、三塁のピンチ。ここでラミレスに左前へ痛打され、２失点。さらに鶴岡にも左越えの適時二塁打を放たれた。

　前回３日のヤクルト戦（マツダ）でも５回４失点でマウンドを降りた野村。昨年リーグ２位の防御率１・98をマークした安定感抜群の姿からは程遠かった。

　今季は前田健とともに先発ローテの軸として期待されていた。だが、今季はオープン戦から大量失点の投球。この敗戦で、昨年８月から７連敗となった。２年目のジンクスなのか。光の見えないトンネルに迷い込んでしまった。