広島・広瀬が満塁走者一掃の二塁打

3回、広瀬は長野の右前打に飛び込むも捕れず(撮影・金田祐二)
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 「巨人‐広島」(3日、東京ド)

 広島・広瀬純外野手が、五回裏、同点に追い付き、なおも2死満塁から勝ち越しとなる走者一掃の適時二塁打を放った。

 三回裏の長野の打球を処理した際、左手の人差し指を痛め、一時ベンチに退いた。

 前に落ちそうな打球をチャージして捕球しようとしたが、球はグラブからこぼれた(結果は安打)。すぐ拾って返球した後、その場にうずくまった。差し出したグラブの上に体が乗りかかり、その際に左手の人差し指を痛めた模様だ。

 手当てのため、三塁ベンチに退いた広瀬。「4番もリタイヤか」と心配させたが、すぐポジションに戻り、四回表の打席にも立った。そして迎えた五回表、巨人先発のホールトンから左翼フェンス直撃の3点二塁打。左手の痛みを吹き飛ばすような快打で左翼席の鯉党を歓喜させた。

 広瀬は先日の中日戦で15打席連続出塁の日本新記録を樹立。1日の阪神戦(甲子園)でも、満塁走者一掃の適時二塁打を放つなど打撃好調をキープしていた。

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