岩本“ツイスト打法”で定位置確保じゃ
広島・岩本貴裕外野手(27)が9日、“ツイスト打法”で定位置確保に挑むことを明かした。5日に今季初めて1軍に昇格。7日のDeNA戦からは、3試合連続打点をマークするなど、バットでアピールしている。
好調の要因は、今季から取り組むツイスト打法だ。巨人・阿部らが実践するこの打法は、スイング時に腰を投手側ではなく、捕手側にひねるというもの。岩本は2軍で朝山打撃コーチらにこの打法を勧められた。「今までは体が早く開いていた。腰を逆にひねる意識を持つことで、開きがなくなった」。8日の試合では、低めのフォークにも体を残し確実にミート。右前適時打を放った。
この日は、指名練習に参加。フリー打撃でも快音を響かせた。「いい形で打てている。自分のできることをしっかりとして、1年間活躍したい」と、意気込んでいた。