岩本、出場4戦連続安打&打点

 「広島3-5中日」(11日、マツダ)

 敗戦の中で広島・岩本の打撃が希望の光だ。2点を追う六回無死一塁、左腕岡田の外角直球を捉えた打球は、中堅左への大飛球となった。好守を誇る中日・大島でさえ追い付くことができない鋭い打球の適時二塁打。「自分の間合いでフルスイングできた」と自慢の長打力を披露した。

 開幕1軍を逃したが、2軍で腐ることなくバットを振ってきた。5日に今季初めて1軍に昇格し、6日のDeNA戦(マツダ)から先発出場。3試合連続安打と打点で存在感を示していた。

 しかし、10日の中日戦(マツダ)は背中の張りを訴え欠場。3日ぶりの出場で、4試合連続の安打&打点となる適時二塁打だったが「3打席目は良かったんですが、次に打っておかないと」と七回2死一、二塁での遊ゴロに倒れた場面を反省した。「出たら結果を出すしかないんです」と頼もしい言葉を吐くが、体調に不安を抱えている。

 背中の痛みについて「絶好調です」と一度は笑ったが、「いいか悪いかと聞かれるとよくない」と満身創痍(そうい)ながらグラウンドに立つ。そんな状況にも「打席の中で集中してランナーをかえせるよう、しっかり仕事をしたいと思います」と前をみつめた。

 1軍に昇格してからチーム成績は1勝5敗と大きく負け越している。勝利に貢献する猛打でガンちゃんスマイル全開を鯉党は待っている。

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