鈴木将1軍再昇格で今度こそ打つ!

 広島・鈴木将光外野手(26)が25日の楽天戦から1軍に再昇格することが24日、分かった。今季、初の開幕1軍を果たしたが、4月3日に野村祐輔投手(23)に代わって出場選手登録を抹消されていた。キャンプ、オープン戦と急成長を遂げた背番号50が、再び上がる1軍の舞台で大暴れする。

 再昇格の知らせに鈴木将の表情はキリリと引き締まった。「必死にやるだけ」。短い言葉に、この好機を逃したくないという強い思いを込めた。

 1軍当落戦上でスタートした今年。2月17日のWBC日本代表との練習試合で内海から左越え3ランを放った。昨秋に緒方打撃コーチの助言を受けたステップ幅を広げた打撃フォームで、長打力をアピールした。その後も春季キャンプ、オープン戦と結果を出し、外野手のし烈な競争を勝ち抜いた。

 プロ8年目で初の開幕1軍切符をゲット。自信を胸に、闘志をみなぎらせシーズンに臨んだ。だが出場は途中出場の3試合のみ。4打席に立ち、3打数無安打。4月3日にはあえなく2軍落ちとなった。

 開幕後、1軍公式戦で明らかになった課題は、ミート力だった。2軍降格後は「確実性を(上げることを)意識してやってきた」と、振り込んだ。ウエスタン・リーグでは、最近4試合で打率・333と好調を維持。内田2軍監督は「状態はいい。バットがしっかり振れているね」と太鼓判を押した。

 この日、鈴木将は大野練習場で約3時間、打撃練習などに汗を流した。「ファームでやってきたことを出したい。頑張ります」。今度こそ‐。持ち前の長打力に確実性を加味した打撃で勝負をかける。

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