赤ヘルV1戦士ホプキンス氏豪快スイング
「交流戦、広島1-2楽天」(25日、マツダ)
75年のカープ初優勝に貢献した元内野手のゲイル・ホプキンス氏(70)が25日、マツダスタジアムで行われた始球式で打席に立ち、広島大・越智光夫教授の投じた球を豪快に空振りした。「フルカウントの打者だった。もう少し球を投げて欲しかった」と悔しげに振り返った。
ホプキンス氏は75年に来日し、33本塁打、91打点をマークした。始球式前には、初優勝を決めた同年10月15日の巨人戦で放った3ランの映像がバックスクリーンに流れ。ファンから拍手と大きな声援が飛んだ。
広島での現役時代から医師を志して研究を続け、77年の現役引退後に整形外科医になった。今回は広島大学病院整形外科の招きで来日し、始球式も実現した。
カープの後輩たちに「もちろん毎年、カープのことは気にしている。今年こそ順位を上げて」とエールを送った。