丸が意地見せた…完封阻止&猛打賞
「交流戦、ソフトバンク10-1広島」(1日、ヤフオク)
意地の完封阻止だった。八回1死一、二塁で、広島・丸がフルカウントまで粘り、8球目の直球を左中間へはじき返した。完璧に抑え込まれていた摂津から適時二塁打。「甘い球がない中で、しっかり打つことができた」と満足そうに振り返った。
他の選手が摂津にタイミングが合わない中、今季初めての1番打者で4打数3安打と1人気を吐いた。5月10日の中日戦(マツダ)以来、5度目の猛打賞。4打数無安打、2三振に終わった前日の試合後に、体が開いていたことを反省。「今日は右腰を投手の方にぶつけるような感じで打席に入ろう」と修正した。
チームは2試合連続2桁失点で3連敗。状態は決してよくないが、「投手が2桁失点でも、僕らも取らないといけない。僕自身は明日につながったし、何としても連敗を止めたい」と力強く誓った。