松山球宴狙う!好調続けば監督推薦も
広島・松山竜平外野手(27)が7日、「マツダオールスターゲーム2013」(7月19~22日)への出場を熱望した。今年初めて外野手部門でノミネートされた背番号37は、交流戦で33打数16安打、1本塁打、打率・485。このまま打ちまくってアピールするつもりだ。
松山は7日のファン投票中間発表では、セ外野手部門のトップ10に入っていない。ファン投票での選出には「まだそんな選手じゃない」と控えめだが、「(球宴に)出られたらうれしい」と目を輝かせた。
現在、好調の要因は平常心だ。昨年はオープン戦で首位打者になったが、開幕後は不振に陥った。「結果ばかりを求めて(打撃が)小さくなっていた」。今季も一時、快音が止まった。しかし「今は楽しもうと思っている。自分の打撃をすることだけを心がけている」。好調を維持すれば監督推薦での出場も見えてくる。球宴期間中は家族サービスに充てることを考えているが「出られたら嫁に謝るしかない」と話した。
練習には丸のTシャツを着て参加したが、名前の「MARU」の所に、新井打撃コーチらが「体」と「I」をテープで加えて、“体MARUI(体丸い)”に。周囲の笑いを誘った。
8日の西武戦は右投手の岸が先発予定で、スタメン出場が有力。「カーブが武器。真っすぐのタイミングで待ちながら対応したい」と意気込んだ。子どものころから夢に見た球宴出場をつかみ取る。