緊急搬送の広島・新井コーチ頭蓋骨骨折
広島・新井宏昌打撃コーチが14日、札幌ドームでの練習中に打球を額に受け負傷。救急車で運ばれた。
この日、昇格したばかりのルイスに対し、ティー打撃のトスをあげているときだった。左打者のルイスの背中側からトスをあげ、センター方向に置いたネットに打ち返す練習を行っていたが、ルイスが誤って引っ張り、トスをした新井コーチの方向に打ち返した。
打球は新井コーチの眉間の辺りを直撃。その場に倒れた。出血もみられた。
札幌市内の病院に運ばれた。検査の結果、「前頭部挫創、頭蓋骨骨折」と診断されたが、脳には出血など異常は見られなかった。
この日は入院して経過観察し、15日にはMRI検査を受ける予定。1週間の安静が必要で、全治4週間の見込みだ。
ルイスは貧打解消を期待し、この日からニックに代わって1軍合流したばかり。
ウエスタンでは12試合に出場し、打率・372、1本塁打、4打点の成績を残していた。