マエケン、大谷連続K斬りも中田に被弾

熱投する広島・前田=札幌ドーム(撮影・吉澤敬太)
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 「交流戦、日本ハム‐広島」(15日、札幌ド)

 右脇腹痛から復帰した広島・前田健が、日本ハムの大型ルーキー・大谷を“子ども扱い”の連続三振に仕留めた。

 初回先頭・陽岱鋼に四球を与え、犠打で二塁に進められて迎えた打者が大谷。プロ初の3番で起用された大谷に対し、初球149キロの速球でストライクを取ると、2球目は外へのチェンジアップで空振り。最後はカウント1‐2から再びチェンジアップを振らせた。プロ初対決は球界のエース・マエケンの“完勝”だった。

 2度目の対決は、三回2死一、二塁の場面。カウント2‐2からの6球目は真ん中へのカーブだったが、意表を突かれた大谷を見逃し三振に仕留め、ピンチを脱した。だが0‐0の四回、先頭の中田に速球を左翼席に運ばれる先制の16号ソロを喫した。

 前田健は、1日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で1死も取れずに6失点KOされ、翌日右脇腹痛で登録を抹消。じっくりと調整を続け、この試合で復帰となった。

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