野村9連戦先陣!四球厳禁で連敗止める

 広島・野村祐輔投手(24)が8日、チームの連敗ストップに意気込んだ。先発する9日のDeNA戦(横浜)に向け、マツダスタジアムで調整した右腕。球宴前の9連戦初戦を勝利で飾り、チームにはずみをつける。

 梅雨明けが発表された広島地方。グラウンドを強い日差しが照りつけた。野村は額からほとばしる汗をぬぐい「9連戦のスタートなので、いい形で(チームが)入れるように投げたい」と力を込めた。

 今季2度目のDeNA戦だ。前回は4月11日(横浜)。右肩痛をおして登板し、5回4失点でKOされた。右肩痛は回復。今回は万全の状態でマウンドに上がる。新人王を獲得した昨季は7試合に登板し、4勝を挙げた“お得意さま”。今季はブランコが加入するなど強打者が並ぶが「相手のことは考えていない」と気にするそぶりはない。

 注意点は四球だ。前回登板した2日の中日戦(豊橋)では6回3失点。勝敗は付かなかったが、四球が失点に直結した。「(失点の)原因になっている。気をつけたい」と気を引き締めた。

 この日は同球場で日米大学野球選手権が行われた。試合前には日本代表監督で明大・善波監督にあいさつ。「頑張れよ」と声を掛けられた。

 「自分の投球をするだけ。与えられた仕事をしっかりとやりたい」と意気込んだ背番号19。連敗を止め、チームを上昇気流に乗せる。

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