コイ打線爆発!今季最多18安打で13得点

 「ヤクルト3‐13広島」(14日、神宮)

 キラ不在の赤ヘル打線が、大技小技を駆使して先発全員安打の今季最多の18安打13得点という猛攻撃で連敗を止めた。

 3戦4発を含む5試合で11打点の長距離砲の欠場は、広島の小兵たちがカバーした。ヤクルト先発の石川と12打数6安打という相性を買われ5番に抜てきされた赤松が、二回無死一塁での初打席でチーム初安打となる左前打で勢いを付けた。無死一、二塁からキラに代わって一塁に入った6番・迎は三塁側に絶妙なバント。焦った石川の一塁悪送球を誘い2点を先制した。

 なおも1死三塁から石原が三塁走者・迎との間でセーフティースクイズを決め3点目をゲット。キャンプから練習してきた作戦を敢行した野村監督は「どうしても1点を取りたかった」と説明。石原は「チームとしてやったこと。いいところに転がってくれた」としてやったりだ。

 三回には赤松、迎の伏兵コンビが連続長打を放ち2点を追加した。赤松は七回にも遊撃内野安打を放ち今季初の猛打賞。18安打を放った打線の代表としてヒーローインタビューを受け「思い切って打ったことが良かった。スカッとした」と連敗ストップに大喜びだ。

 キラの“代役4番”広瀬や岩本の一発もあり、神宮の鯉党も大満足だ。歓声を浴びたナインは15日からマツダに戻って中日との3位攻防戦を演じる。キラの出場は微妙だが、この日見せた全員野球で前半戦のAクラスターンを狙う。

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