松山、サイクル安打逃すも6打点
3枚
「ヤクルト4‐7広島」(4日、神宮)
広島・松山竜平外野手が史上63人目67度目のサイクル安打にあと単打だけとしながら4、5打席目に凡退して快挙を逃した。
初回に左翼フェンス直撃の2点二塁打を放つと四回には右中間へ勝ち越しの7号ソロ、五回には2死満塁から遊撃左へ強烈な当たりを遊撃手がはじきボールが外野を転々とする間に三塁を陥れた。サイクル安打の偉業にあと単打だけとなった七回の4打席目は中堅・上田の好守に阻まれ、九回の5打席は右飛に倒れ、その裏の守備から退いた。
本塁打が勝ち越し点となり「2ボールだったので思い切ってスイングした。しっかり踏み込めました」と納得顔。3点三塁打は「みんなに満塁で回してもらったチャンスを生かせて良かった」と快挙は逃したが、6打点の活躍に笑顔を見せた。