キラ&バリ来季残留へ、ルイスら未定
広島のキラ・カアイフエ内野手(29)が来季残留の方向で話し合われていることが2日、分かった。広島はこの日、外国人選手についての編成会議を広島市の球団事務所で開催。キラとともに、来季が2年契約の2年目となるブライアン・バリントン投手(32)も順調ならば契約を更新する予定。フレッド・ルイス外野手(32)、キャム・ミコライオ投手(29)、ミゲル・ソコロビッチ投手(27)らに関しては未定だ。
初のCS進出を目指す一方で、来季へ向けたチームづくりも本格的に始まった。この日、リストアップされた約50人の新外国人選手の映像を、編成担当と、シュールストロム、マクレーン両駐米スカウトらがチェック。球団首脳は「獲れたら面白いような投手はいた」と話した。
新外国人の獲得は、現在在籍する外国人との比較になる。そんな中、契約を更新する外国人について、現時点では「キラとバリントンは(残留の)圏内」(球団首脳)という。キラは今季途中入団ながら、7月に初昇格すると本塁打を量産。ここまで出場42試合で、11本塁打、32打点と活躍し、得点力不足に悩んでいたチームの救世主となっている。
今季は7人体制だった外国人だが、来季は5人か6人体制で臨む意向。外国人はチーム力を大きく左右する存在だけに、今後も慎重に新外国人獲得に向けた調査を進めていく。