広島5連勝!前田健ハーラートップ14勝
「広島10‐0巨人」(15日、マツダ)
広島が投打に巨人を圧倒し、今季2度目の5連勝を飾った。
二回無死満塁で、先発の前田健が自ら先制の中前適時打。さらに丸の右線2点二塁打、キラの中犠飛でこの回4点を奪った。
四回にはエルドレッドの左中間適時二塁打で加点。七回には菊池の走者一掃となる左中間3点二塁打などで5点を追加し、試合を決めた。
今季初めて中4日で先発した前田健は威力ある速球、キレのある変化球のコンビネーションで7回を2安打4三振無失点。ハーラートップの14勝目を挙げ、防御率も再び2点を切って、1・93となった。
巨人は先発の菅野が、5回9安打5失点で降板。打線もわずか3安打に抑えられた。
梵とともにお立ち台に上がった前田健は、「投げる試合でチームを勝利に導くのが僕の仕事。その仕事が果たせて良かった。二回に先制点をもらって…あっ、自分で打ちました(笑い)。4点入って、少し楽になった部分がありました。(先日子供が生まれ)妻も頑張ってくれて、元気に生まれてきてくれた。ここからは僕が頑張る番。残りシーズン、死に物狂いで投げていきたい」と声を弾ませた。