前田健体調不良もリーグトップの15勝
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「巨人4‐7広島」(21日、東京ド)
広島のエース・前田健が、体調不良をおして6回を1安打無得点に抑え、自身9連勝でリーグ単独トップの15勝目を挙げた。
昼間に38度を超す発熱をしていたという前田健。それでも巨人打線を五回まで無安打投球。この段階で「しんどい」と首脳陣に申告したが、野村監督は「無安打だったから六回までいってもらった」と続投を指令。その六回先頭の立岡に初安打となる右前打を許したものの、長野を併殺に仕留めてこの回も無失点で切り抜けた。
試合後、野村監督は「きょうは体調面で悪かったんであそこまでで代えたんですけど、我々にとっての大一番の中で本当にエースらしい、大黒柱らしい、素晴らしい投球をしてくれたと思います」と絶賛。試合途中に病院に行ったというエースの奮闘を称えた。