前田智の背番1後継は“有資格者なし”
広島の前田智徳外野手(42)=打撃コーチ補佐兼任=が27日、今季限りでの現役引退を表明した。背番号「1」は「球団預かり」(松田オーナー)となり、来季は空き番となる見込みだ。
前田智ですら「歴代の先輩から譲り受け、失礼のないようにやってきた。ケガばっかりの野球人生だったので、背番号に似合ってないと思い、申し訳なかった」と話す。前任者は白石勝巳、古葉竹織、大下剛史、山崎隆造ら、チームの歴史に名を刻んだ選手ばかりだ。
今季は丸を筆頭に菊池、松山らが成長。しかし前田智は「これからどのような選手がつけるか分かりませんが、現時点では見当たらない。ちょっと、この背番号は休ませてほしいと思います」と、“有資格者なし”を断言した。