“虎キラー”菊池が気合「かき回す」

 「練習試合、広島9-2JFE西日本」(10日、マツダ)

 広島・菊池涼介内野手(23)が10日、CSファーストSの相手、阪神を「かき回す」と気合をみなぎらせた。対阪神は今季打率・299、1本塁打、9打点。敵将・和田監督からも「勝負どころでやられた」と、警戒される“虎キラー”だ。

 「特に得意な意識はないけど、たまたま。(1番の)丸が出て犠打も50とかの数になっている。シーズンと変わらず2人で元気よくかき回したい」と、2番でのチャンスメークを請け負った。

 第1、2戦で対戦が予想されるメッセンジャーは今季18打数1安打、能見は3打数無安打と苦手にしているが、「やっつけたい」と強気。「調子が悪いなりに内野安打やセーフティーバントで」と、持ち味の足で攻略を狙っていく。

 守備でも9月19日、マツダでの阪神戦で好守を連発し、勝利を呼び込んだ。今季は二塁手でセ・リーグ最多の528補殺を記録。守備範囲の広さは今やカープに欠かせない。「短期決戦は守備が肝心。一つのアウトが大事になる。各打者の傾向は頭に入っている。攻める」と言い切った。

 この日の練習試合では適時二塁打2本を放ち、4打数2安打3打点。「丸が出ると攻撃にリズムができる。いい形が見えてきた。気合入れて、空回りせず頑張ります!」。チームNo.1の元気印は笑顔で決戦の地・甲子園へ向かった。

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