広島のドラフト１位、大瀬良大地投手（２２）＝九州共立大＝が春季キャンプに“マイマットレス”を持参することを３０日、明かした。ソチ五輪に出場するフィギュアスケート女子の浅田真央も愛用するマットレス「エアウィーヴ」だ。またこの日、廿日市市の大野練習場での新人合同自主トレを打ち上げ、３１日にキャンプ地の日南に移動する。

　やはりスター選手にとって、重要なのは睡眠だ。練習後、日南へ持参する荷物を部屋から運び出した大瀬良。その中で、野球道具以外に唯一、持って行くのが「エアウィーヴ」のマットレスだ。

　入寮後に知人からプレゼントされたもので、寝心地は抜群だという。大瀬良にとって睡眠は「かなり重要」だそうで、最低６時間の睡眠時間は必要不可欠。「８時間がベスト」と力強く言い切った。

　快眠をサポートしてくれる「エアウィーヴ」だが、愛用者にはスター選手が名を連ねる。ソチ五輪に出場するフィギュアスケート女子の浅田真央と、女子スキージャンプの高梨沙羅らが有名で、広島では梵も愛用し、キャンプ地に持参する予定だ。

　マットレス効果か、体調は万全だ。この日はブルペン入りし、２８日以来、２度目となる捕手を座らせての投球。当初は２０球の予定だったが、終わってみれば５０球。「（感覚が）よかったのでいい時に投げておこうと思って投げてみた」と白い歯をこぼした。

　３１日にはキャンプ地の日南に入る。「（練習が）きついと聞いている。怖さもあり、楽しみでもあり、まあ頑張ろうという気持ちです」。快眠グッズとともに、黄金ルーキーが初のキャンプに臨む。