ドラ2九里 25日DeNA戦で力試し
「広島春季キャンプ」(24日、沖縄)
広島のドラフト2位・九里亜蓮投手(22)=亜大=が24日、25日のDeNAとの練習試合(コザしんきん)に先発することが決まり「自分の力を試したい。結果も残さないといけないので、そこはこだわります」と、意気込みを語った。
プロ初実戦初先発は3イニングを予定している。「気持ちは普通です。しっかり持てるものを出したい。変に意識はしません」と、自然体で臨む。
DeNAに対しては、22日に巨人・内海が2回8失点と打ち込まれたことを警戒。中学時代を鳥取県で過ごした経緯から、隣県の島根・開星出身のDeNA・梶谷の名を挙げて「全員プロのバッターで気をつけますが、梶谷さんは意識します。楽しみですよ」と、不敵に笑った。
15日のシート打撃では打者8人に2安打2四球と苦しんだ。それ以降は「低めに投げられなかった。低めを意識しながらやってきました」と、調整を続けてきた。
同期の大瀬良、西原は対外試合初戦を緊張のために不完全燃焼に終わったが、「自分は緊張しないタイプです」とサラリ。野村監督も「肝っ玉が据わっているから大丈夫。期待しています」と述べた。前田、バリントン、野村、大瀬良に次ぐ5人目のローテ投手へ、大きく歩みを進めるつもりだ。