丸が休日返上!定位置確保へ慢心なし

 「広島春季キャンプ」(27日、沖縄)

 丸佳浩外野手(24)が27日、休日を返上し、打撃練習を行った。コザしんきんスタジアムに隣接する屋内練習場で約1時間、バットを振り込んだ。3月3日のキャンプ打ち上げまで、実戦は残り3試合。内容が伴った結果を残し、気持ち良く広島に帰る!

 静まり返った室内に打球音を響かせた。丸が報道陣をシャットアウトして約1時間のマシン打撃。休日を返上し、初めての打撃練習だ。

 「実戦ではあまり内容のある打席が少ない。今まで(の休日は)動いたことはあったけど打撃練習は初めて」

 21日からの沖縄キャンプ。オープン戦と練習試合、3試合で13打数3安打。まだ結果を求める時期ではないかもしれない。それでも決して好調とは言えない打撃状態に危機感を募らせた。

 「打ちたいという気持ちが先行し過ぎて無駄な動きが入ってしまう」。26日、巨人との練習試合では5打数1安打。初回は杉内の前に3球三振。第4打席まで凡打を重ねた。

 この日のテーマは打撃フォームの確認だった。「力んでしまうと後ろの肩(左肩)が出てしまう。リラックスしてできれば」。力を抜き、いかに自然体でバットを振れるかを確認した。

 昨季、中堅のレギュラーを獲得。今季も定位置確保は安泰と思われる。だが「確約されているわけじゃない。ダメなら外される。いいものを見せていかないと」と慢心はない。

 28日、KIA(韓国)との練習試合を含め3月3日のキャンプ打ち上げまで実戦は3試合だ。「打つべき球、手を出す球を見極めていきたい」。打撃の上昇カーブを描き、キャンプを締めくくる。

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