松山3安打2打点!開幕1軍いけるぞ

 「プロアマ交流戦、広島8‐2オール広島」(6日、マツダ)

 広島・松山竜平外野手(28)が社会人選抜のオール広島戦で猛打賞をマークした。春季キャンプ2日目に左太もも裏痛で離脱。2軍でリハビリの日々が続いたが、この日は野村監督の前で3安打2打点と存在をアピールした。

 格下の社会人との試合でも必死だった。一回に中前打を放つと、二回には犠飛で打点を記録。そして四回には2死一塁で、右中間を破る適時二塁打。六回にも右前打を放った。「二塁打は真ん中の低めのスライダー。片手でうまく拾えた。いい打撃ができた」と納得した表情で振り返った。

 スタメン定着と20本塁打を目標に掲げて臨んだ今春のキャンプ。だが走塁練習中に左太もも裏を痛め、1軍から外れた。「ムキになって走ってしまった。悪い癖が出てしまった」。悔やんでも悔やみきれない故障だった。

 リハビリ中はレギュラー争いをしているライバルの状況が気になったという。それでも「いいプレッシャーに感じよう」と切り替え、完治後はバットを振り込んだ。

 野村監督は万全を期すため1軍昇格を見送ったが、「この状態を維持できれば開幕は間に合うでしょう」と戦力として計算している。チームにとっては貴重な長距離砲の松山。開幕の舞台には元気なアンパンマンが帰ってくるはずだ。

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