松山がSB摂津撃ち!開幕“最右翼”だ

 「オープン戦、ソフトバンク1‐1広島」(21日、ヤフオク)

 開幕スタメン出場を確実にする一打を中前に運んだ。3番・右翼で先発出場した広島・松山が、1点を追う五回2死二塁から同点打を放った。

 「前の打席でランナーをかえしていなかったんで、ランナーをかえして同点にできて良かったです」

 一昨年の沢村賞投手で、今季の開幕投手を務めることが確実な摂津からチーム唯一の得点をたたき出したことに意義がある。一、三回はいずれも1死二塁の好機で凡退。「1打席目は初球にいくような球ではなかったし、2打席目も反省している」と、三度目で結果を出した。

 昨季は123試合に出場し打率・282、10本塁打、52打点と自己最高成績を残した。飛躍を誓って臨んだキャンプで早々に左太もも裏を痛めリタイア。1軍合流は11日の関西遠征からだが、7試合で24打数9安打の打率・375、2本塁打、6打点と結果を残している。

 右翼のライバル広瀬は、右太もも裏を痛め2軍で調整中。岩本は二回1死一塁、カウント3‐2からランエンドヒットの場面で三振。野村監督が「見逃せばボールなのに飛びついて打ってしまった。あれがねえ…」と、評価を下げた。

 左太ももには今もテーピングをしている。「問題はない。どんどん結果を残して頑張りたい」。アンパンマンはオープン戦残り2試合も結果を出す。

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