右肘違和感のマエケン16日に最終判断
右肘の張りを抱える広島・前田健太投手(26)の処遇が16日に予定するキャッチボールで判断されることが14日、決まった。この日、トレーナーから報告を受けた野村監督が「今はノースローで16日にキャッチボールをする。大丈夫なら、そのままの流れで」と説明した。
前田は12日・中日戦(マツダ)で右肘違和感を訴え5回で緊急降板。「右上腕三頭筋付着部炎」と診断され、13日には出場選手登録抹消の有無に関する決定が保留されていた。
このまま問題がなければ20日・DeNA戦(横浜)、その後の27日・巨人戦(マツダ)に先発する見込み。逆に16日に登録を外れれば、26日・巨人戦(同)での最短復帰を目指す見通しだ。
この日、前田はマツダスタジアムで治療を行った。野口チーフトレーナーは「良くなってはきている。しかしキャッチボールを行って痛みが出る場合もある」と、慎重に判断を行う方針を示した。