大瀬良3度目でプロ初星「ぶち最高!」

 「広島3‐1阪神」(16日、マツダ)

 やったぞ!広島のドラフト1位・大瀬良大地投手(22)=九州共立大=が、3度目の登板でプロ初勝利を挙げた。「がむしゃらに」強力阪神打線に立ち向かい、7回5安打1失点(自責0)。お立ち台では「ぶち最高です!」と、広島弁で喜びを爆発させた。チームの首位キープにも貢献。黄金新人の呼び名にふさわしい、堂々たる投球だった。

 見上げた照明がまぶしかった。大瀬良が感情を爆発させた。「ぶち、最高です」。プロ初勝利を挙げ、初めて立った本拠地のお立ち台。声を張り上げると、鯉党が沸いた。

 「マツダで初勝利できてうれしい。(広島弁を使ったのは)これから『よろしくお願いします』という気持ち」。感謝、そして歓喜。ファンに思いを届けたかった。

 粘投だった。一、三、四回と、得点圏に走者を背負ったが、本塁は踏ませなかった。3‐0の六回は無死一塁でゴメスに中前打を打たれた。中堅手・丸の失策が重なり1点を返された。なおも無死二塁。しかしマートン、新井良、福留を打ち取り、追加点を与えなかった。7回を投げ5安打1失点(自責0)。「がむしゃらに、気持ちで向かって行った」。堂々たる投球だ。

 プロ初登板(2日のヤクルト戦)の後、恩師・九州共立大の仲里清監督(59)にメールを送った。「泥くさく投げました」

 初登板前に思い出した。仲里監督の願いは「がむしゃらに投げる」ことだった。大学4年春、大瀬良は主将を任された。だが「自分の投球より勝敗を気にした」と仲里監督。チームの勝利を気にするあまり、投球が小さくなった。敗戦の責任を背負い「バスで泣いた」こともあった。

 秋季リーグ前、主将を交代した。「泥くさくがむしゃらに自分の強みを出す投球をしてほしい」。それは大瀬良の信条になった。

 この試合も「持ち味の直球」で押した。最速は149キロ。自らの投球を貫いた。

 打撃でも魅せた。1‐0の五回2死一、三塁で、左翼線を破る2点二塁打を放った。前の打者の石原が敬遠され「悔しい思いがあった。絶対打ってやろうと思った」。気持ちで打ったプロ初安打で、勝利をたぐり寄せた。

 「正直、早く勝ちたいと思っていた。よかったです」。安どし、柔らかくほほえんだ。チームの首位を死守したルーキーを、野村監督は「いい一歩を踏み出せた」とたたえた。

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