堂林がサード定着へ“3箇条”
広島の堂林翔太内野手(23)が7日、マツダスタジアムで自主トレを公開。背番号「7」にちなみ、この日を選んで精力的に汗を流した。昨年12月25日にTBSの枡田絵理奈アナウンサー(29)と入籍し、今年を「いい年にしたい」と決意。定位置奪取へ3箇条を掲げた。
力強い言葉に、決意が込められていた。プロ6年目の今季は、人生の伴侶と共に歩む1年でもある。「やってやるという気持ちです」。スタンドからグラウンドを見渡し、堂林はシーズンへ思いをはせた。
昨年12月25日にTBSの枡田アナウンサーと入籍。年末年始は一緒に、愛知県の堂林の実家で過ごした。「2人一緒に年を越せた。いい年にしたいです」。今年は厄年だが地元で厄払いを済ませ、2日から始動。5日からは広島に戻って再始動した。
目指すは三塁定着。定位置獲りへ“3箇条”を掲げる。まずは(1)ケガの防止。一昨年は死球で右手中指を、昨年は安打を放った時に右手薬指を骨折した。原因を「打ち方が悪い。技術が上達すれば防げるものもある」と分析。現在は個人トレーナーと、柔軟性を意識した打撃フォーム習得に取り組んでいる。
次に(2)外角の変化球克服。「振ってしまう癖がある。いい加減直したい」。さらに(3)体重増。81キロから現在は3、4キロの増量に成功した。「どっしりした感じがあればいい」と栄養学も勉強しながら、シーズン中もさらなる増量を狙う。
「2月1日から争いが始まるので。いいスタートが切れるようにしたい」。鯉のプリンスが、覚悟を胸に勝負の年に向かう。