広島の新人合同自主トレが、広島県廿日市市の大野練習場で始まった。午前１０時からの練習では、キャッチボールにノック、ウエートなど、みっちり約６時間のメニュー。緒方監督が視察に訪れるなど、期待の高さを感じさせるスタートとなった。

　練習前には併設された寮内で、指揮官が約５分間、新人選手を前に訓示。その後、１時間ほど練習を見学して「きょうからがプロ野球選手としてのスタート。オーバーワークにならないよう、しっかりメニューをこなしてくれたら」と話した。

　ドラフト１位の野間峻祥外野手＝中部学院大＝は「初日にしては動けた。練習施設も大学とは比べものにならない感じなので、どんどん練習していきたい」と感激の様子。同２位の薮田和樹投手＝亜大＝は「２月１日に向けてしっかり準備していく」と気合を込めていた。