新井貴 特守で限界に挑戦
「広島春季キャンプ」(3日、日南)
広島の新井貴浩内野手が、移籍後初の早出特守を行った。
野手陣のメニューに加わって、石井、玉木守備走塁コーチから約1時間、ノックを受けた。参加した総勢14人が声を張り上げてその場を盛り上げた。
特守では送球練習を重視。右足、左足を上げての送球や、三本間の挟殺プレーなどを重点的に行うと、続いてゴロ捕球で基本の動作を確認した。新井はベテランの雰囲気を感じさせず、ボールに飛びつくシーンもあった。
「もう一度、下半身をじっくり鍛える。打つ、守る、走る、また一から鍛えたい」との宣言通り、キャンプ初日から特守70分、前日は70分の坂道ダッシュ。この日も38歳のベテランは、早朝から精力的に汗を流していた。