広島カープのエース・前田健太投手の妻でフリーアナウンサーの成嶋早穂（２９）が初の著書となる料理レシピ本「前田家の食卓。」（幻冬舎）を発売し、９日、都内で会見した。

　「ジュニア・アスリートフードマイスター」などの資格を持つ成嶋は、夫の登板前はパフォーマンスが発揮できるビタミンＢ１や炭水化物、登板後は回復をうながすタンパク質やアミノ酸などのメニュー作りをしていたといい「本人の努力が一番ですが、少しでも夫の支えになれたら」と話した。

　先週末には宮崎・日南の広島のキャンプ地を訪れ、夫を激励したい成嶋。遠征の際は新幹線の中で食べるようお弁当を持たせたり、遠征が長引く際や、キャンプ地には手料理を宅急便で送るなど、内助の功を発揮しており、前田投手は遠征先からも「何を食べるべきか」と電話で聞いてくることも明かした。

　また、他球団の選手の妻から「ケガをしたら、何を食べさせたらいい？」などと食事のアドバイスも求められるという。

　注目される前田投手のメジャー移籍については「将来のことはよく話しますが、今はシーズンに向けて集中しているので…」と多くを語らなかったが、「（アメリカに）行ってみないとわからないけれど、どこでもやれることはやります」ときっぱり。「今年もカープ女子に熱くしてもらって、優勝目指して頑張ってもらいたいです」と今シーズンのカープにエールを送った。

　「－マイスター」の資格を成嶋より先に取得し、同じくレシピ本を出版している米大リーグ・ヤンキースの田中将大投手の妻でタレント・里田まいについて、意識しているか？と聞かれると「してません」と断言。

　野球選手と女子アナのカップルには「お互い仲良くやっていれば、仕事もいい結果になるんじゃないでしょうか」とアドバイスしていた。