鯉投中継ぎ 強烈サバイバルスタート

 「広島春季キャンプ」(13日、日南)

 広島の緒方孝市監督(46)が13日、サバイバル本格スタートを宣言した。18日からの沖縄・2次キャンプのメンバーを、14日から2日続く紅白戦の結果を見て判断する。

 1軍キャンプには、野手は24人が参加。投手はもともといた17人に加え、この日2軍から今村、中村恭、江草、池ノ内の4投手が合流した。2次キャンプは野手、投手ともに20人未満で臨む方針。指揮官は「いいものを見せてくれれば」と、紅白戦を選考材料にするつもりだ。

 14日に先発する大瀬良、野村は結果に左右されることはなさそうだが、し烈なのは中継ぎ投手の争いだ。14日は2軍から合流した4投手が登板する。昨年不振だった今村は、ブルペンで直球のみ25球を投げ「今までやってきたことを形にしたい。しっかり結果を出してアピールしたい」と誓った。

 ザガースキー、中田が故障離脱し、中継ぎ陣はチャンスが広がった。それでも指揮官は「求めるレベルは高い。4人ともダメ(落選)になるかもしれない」と、厳しい姿勢を打ち出した。

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