松山4戦連続打!開幕また一歩接近

 「練習試合、広島1-2西武」(12日、マツダ)

 また一歩開幕スタメンに近づいた。広島・松山竜平外野手(29)が12日、マツダで行われた中日との練習試合で、2試合連続の適時打を放った。これで4試合連続安打。緒方監督に猛アピールした。

 0-2の六回1死二塁。2球目の変化球を振り抜き、右中間へ運んだ。四回1死二、三塁では初球を打ち上げて右飛に倒れた。「前の打席で本当に悔しい思いをした。取り返してやろうという気持ちだった」。汚名返上の適時二塁打だった。

 昨季本塁打王のエルドレッドが右膝半月板を損傷。開幕は絶望的となった。さらに外野のレギュラーを争うドラフト1位・野間(中部学院大)と鈴木誠のバットも湿りがち。松山の好調さがひときわ目立つのも当然だ。

 8日・ヤクルトとのオープン戦(マツダ)で中前打を放って以降、安打を重ねてきた。「力を入れることなく自分の打撃をすることだけを考えている。今は投手とのタイミングが取れているし、バットも振れる」。ライバルたちへ差を付ける勝負強い打撃。その存在感は、試合を重ねるごとに増している。

 オープン戦はあと7試合。「残りが少ないから、結果にどん欲になっていく」。その視界には、開幕スタメンがはっきりと映っている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス