大瀬良 黒田に続くぞ!好投誓った
広島・大瀬良大地投手(23)が31日・DeNA戦(横浜)で今季初先発する。チームは開幕戦に敗れたが、その後2連勝。3連勝を目指し、マウンドに立つ。30日はマツダスタジアムで指名練習に参加し、最終調整した。
自身の初陣を前にしても大瀬良に気負いはない。「いつも通りに投げたい。普通にやれば、いいかなと思う」。春季キャンプから調整は順調。その自然体が自信の表れだ。
開幕カードで巨人に1勝2敗と負け越したDeNAだが、打線は活発だ。チーム打率・286はリーグトップ。中でも3番の梶谷は打率・538、4番の筒香も・462と絶好調。大瀬良は「気をつけたい」と警戒心を強めた。
左打者の2人を抑える武器はある。黒田直伝のツーシームだ。黒田のように内角ボールゾーンからストライクゾーンに戻ってくる“フロントドア”は「投げられない」と苦笑いする。それでも「外角に投げて、引っかけてゴロを打たせられる。1年間戦うので最初が大事。しっかりと抑えたい」と力を込めた。
横浜スタジアムは昨季、プロ初完封した球場。相性はいい。「開幕3連戦はみんないい投球をした。僕も勝利に貢献したい」。いよいよ幕を開ける2年目のシーズン。チームを開幕ダッシュ成功に導く。