広島の大瀬良大地投手（２３）が６日、チームの連敗阻止を誓った。先発する７日・巨人戦（マツダ）は「赤いシリーズ」と題して、赤タオルが来場者にプレゼントされる。今季初勝利を狙う右腕は、ファンの“後押し”を願った。

　「楽しみ。頑張ります。勇気づけられながら投げたい。ブンブン振り回してください！！」。相手球団の応援スタイルをまねた企画の第１弾で、球団でも初の試み。「ピンチの時には声援も聞こえる」と話す右腕には、最高の援軍となるはずだ。

　今季初登板の３月３１日・ＤｅＮＡ戦（横浜）では、野手の失策も絡んで３回７失点（自責２）。状態は悪くないだけに「昨年からそうですが、味方のミスを帳消しにできる投球をしないと。反省というか、そこをもっと意識したい」と口にした。

　この日は投手指名練習に参加して、キャッチボールで投球フォームを確認した。同戦の負けから始まって、現在チームは泥沼６連敗中。昨年は３度、連敗を止めた右腕は「僕から始まったので、僕で止められるように頑張りたい」と必勝を誓った。