広島・黒田5戦連続QSで3勝目

1回阪神2死二塁、阪神・マウロ・ゴメス(左)のスイングをアピールする広島・黒田=マツダスタジアム(撮影・棚橋慶太)
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 「広島11-3阪神」(25日、マツダ)

 広島・黒田博樹投手が先発し、6回9安打3失点で3勝目。開幕から5戦連続のクオリティースタート(QS、投球回6以上で自責点3以下)をマークした。

 初回は先頭上本への四球を皮切りに2死一、二塁のピンチを迎えたが、福留を二ゴロに抑えた。球数は32。

 1点の援護を受けた二回。1死から伊藤隼に左越え二塁打、梅野は三振も、藤浪の左前打で2死一、三塁。上本の中前打で同点を許した。20球を要し投球数は52。

 二回の攻撃で1点の援護を受け、自身の打席では藤浪の内角攻めに怒り、あわや乱闘騒ぎとなった。

 2-1の三回。突然テンポが良くなり鳥谷、ゴメス、福留を3者凡退に抑えた。球数は9。投球数は61。

 さらに2点の援護を受け、4-1の四回。1死から伊藤隼に内野安打を許したが梅野、藤浪を抑え得点は許さず。球数は9。投球数は70。ペースが上がってきた。

 五回は2死から鳥谷、ゴメスの単打で一、二塁に走者を背負ったものの、福留を一ゴロに抑え、得点は許さず。球数は15。投球数は85。

 2点の援護を受け、6-1で迎えた六回。先頭のマートンに左線二塁打を許し、続く伊藤隼に右越え2ランを浴びた。1死後に代打新井に左二塁打を許したが、後続を打ち取り2点でしのいだ。この回に要した球数は15。投球数は100。

 今季3勝目となる勝利投手の権利を得たまま、六回の攻撃で代打を送られた。六回の攻撃では新井、野間、会沢の適時打で一挙5得点。11-3と大きくリードを広げ、勝負を決めた。

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