大瀬良 10年ぶり3戦連続完投ならず
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「巨人-広島」(13日、東京ド)
先発した大瀬良は、7回を投げて5安打1失点。三回、1死から大田に対して1ボールからの2球目、スライダーが中に甘く入った。前夜に続く投手戦で、唯一といえる失投。リードを許したまま、100球で降板した。 ただ、本塁打以外は、力の入った投球で巨人打線に向かった。六回には阿部に対して、この日最速の150キロを計測。坂本、阿部、長野に力勝負で、3者凡退に打ち取るなどした。菊池の好守にも助けられながら、七回も無失点で切り抜けた。
4番の新井をケガでスタメンから欠く打線は、相手先発の大竹を攻略できなかった。大瀬良は登板2試合連続完投中で、3戦連続完投2005年の黒田以来、10年ぶりの記録が懸かっていた一戦。記録到達はならなかったが、先発投手としての仕事は十分果たした。